生きたかったら死になさい?!

ぶっそうなタイトルでごめんなさい!
ここでいう「死」とは
肉体の死のことではありません。
アイデンティティの死のことです。
アイデンティティとは、自己認識や
条件づけ、癖、反応システム・・・
これぞ自分という情報の塊って感じかな?
それをゼロにすることが重要って話です。

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先日、新板橋クリニックという
ちゃんとした医療機関で
新しい医療の勉強をしてきました。

長岡美妃先生のお話が面白かったです。
現代医療は細胞しか見ていないという!
病の本当の大元はアイデンティティだと
いうことです。
(このあたり、梯谷先生の心理技術の
自分にどんな前提を持っているか
大事というのに似ていますね~)

細胞、血液、自律神経は目に見えるもの
ですが、それ以外は目に見えないもの。
目に見えない部分をどうしていくかの
お話がすごかった~。

見えないけれどしっかりまとっている
たくさんの層をひっくるめて存在という
らしいのですが、これを突き抜けて
(外側に出る?)無までほどけることが
大事なんだそうです。

無ですよ、無!ゼロ、何も無し!!!

 

 

細胞   ←現代医療が扱うのはココ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 ↑
血液
 ↑
自律神経 ←ここから上は代替医療が効く
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 ↑
生活習慣
 ↑
関係性構築
 ↑
行動・言動
 ↑
表情
 ↑
思考
 ↑
感情
 ↑
イメージ
 ↑
エネルギー
 ↑
アイデンティティ(自己認識)

 

アイデンティティとは、0~12歳までに
生存をかけて作られた無意識エンジン
インナーチャイルドみたいなものか?
この無意識エンジンが生存をかけて
叫んでいるのだそう。
(潜在意識のクリーニングをする
ホ・オポノポノもきっと有効でしょう)

人間は簡単に分ければ肉体の回りに、
氣、感情体、精神体の3つをまとって
いるそうで、慢性疾患は感情体が傷ついて
いるそうです。(感情体から血がダラダラ
出ていると美妃先生はおっしゃっていました)

この感情体に効くのがフラワーエッセンス
だそうです。感情体の血を止めるのだそうです。

また、無までほどけたであろう人として、
寺山心一翁さんのお名前を上げていました。
他にも末期の癌の患者さんで完治した方に
「自分は今まで自分という夢を見ていた。
夢から醒めた自分になろう!」
と突然
気づいた人がいらっしゃるそうです。
(本当に覚醒ですね~)

私が今までに読んだ、癌が完治された
方々の本には、
(寺山さんの本にもありましたが)
自分自身のお葬式の夢を見た方という
話がいくつかありました。

もちろん本当に死んだらダメですが、
一度死ぬというリアルな感覚は、大切な
通過儀礼なのではないかと感じています。
死ぬということはすべて捨て去るという
ことです。愛していた有形無形のもの全て
その手からこぼれ落ちるのです。
その悔しさ、虚しさ、惨めさ、絶望・・
そこでエゴ、自我、アイデンティティが
ほどけるのではないでしょうか?

生きるためには死ぬ、乱暴なようですが
手放せないものが多ければ多いほど
苦しみも多くなります。
その手放せない最たるもの「ザ・自分!」
というアイデンティティを手放して、
ゼロになり新しい自分を再構築することが
重要だと私は考えています。
(破壊と創造ですね~)

つまり、今までの自分を持ったままそこに
上書きするくらいでは、末期的な病に
大逆転ホームランを打つことは難しいのです。
それほど過去のデータベースや刷り込みは
強力なのです。

私が癌の方に催眠療法をお勧めする理由も
そういうことなんです。
催眠療法とは実は暗示を入れること
ではありません。今までの人生で自分に
刷り込んでしまった「自分という認識」
暗示を解いていくものです。
ゼロの自分になり、ゼロの自分には
病気はなかった!と気づくことです。

まるで野生動物のように
大自然の中で死を受け入れられたら
新たな生がすぐに始まるかもしれません。
生と死はまちがいなく一つなのですから。

無までほどける・・・
医師の方がこういうお話をするなんて
本当にいい時代になってきたものです。

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当日申込みは空きがあれば受け付けます。
その場合は必ず電話連絡をお願いします。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。