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「疾病利得」・・・治りたくない心

2014年12月23日

「疾病利得」・・・(しっぺいりとく)と読みます。

医療関係者なら、周知のことです。

病気は、患者本人や家族にとって困ったことで誰でも早く治したいはず、と思えますが、

実は病気によって利益を得ている場合もあって、治したいと思いながらも

心の奥底では、治りたくないという状態なのです。


利益というと、お金と思われるかもしれませんが、そういう単純なことばかりではありません。

メリット・デメリットといったほうがわかりやすいかもしれません。

例えば、子供がお腹が痛くなると親に優しくしてもらえた、嫌いな人参を食べなくてもいい、などで

本当にお腹が痛くなってしまうこともあります。

これのやっかいなところは、本人もその深層心理に気付いていないということです。

お腹が痛いのはもちろん嫌だけど、そのデメリットよりも、

親に優しくされるメリットを取るのです。

これは、孤独な老人が病気になると親切にしてもらえた、注目してもらえた、ということで、

痛みに苦しんでも、孤独より病気のほうがましという心理です。

もちろん、これは仮病ではなく、本当に病気になってしまうのです。

癌の場合も、当てはまる方がいるかもしれません。

休みなく働いていた人が告知されたとたん、ホッとしたという話はよく聞きます。

無意識のうちに、休むには病気になるしかないなぁと思っていたのかもしれません。

無意識(潜在意識)と顕在意識が喧嘩をすれば、必ず無意識が勝ちます。

心の奥で願ったことが、ある日時限爆弾が爆発するように叶ってしまうのです。

強烈に思わなくても、日々少しずつ思っていたら量が質に変化し、積み重なって

力を持ってしまうのです。

潜在意識と顕在意識に不一致があると、治療が上手くいかないように感じます。

病を治したいと「本当に」思っているのか、一度、潜在意識の中を探ってみませんか?

「知人は○○療法で治ったのに、同じことをやった私は治らない!なんでなの?」という方がいます。

治った方は潜在意識も顕在意識も「治る!」100%だったのかもしれません。

治らなかった方は、その治療法があっていなかったのかもしれませんし、

本当は、まだ治りたくなかったのかもしれません。

そんな人がいるわけないだろう、と叱られそうですが、いるんです。

治療法をあれこれやっているほうが楽しくて(生き生きして)、

治ってしまったら、また仕事仕事の日々、無気力な日々に戻ってしまう、、、。

それならば、まだ治らないで、「治らないー!」と苦しんでいるほうがエキサイティングだ、と。


「治らないメリット」があるんです。

それを、後生大事に握りしめているのかもしれません。

それを握りしめている限り、どんな素晴らしい治療法も効果が薄いかもしれません。

病気でいることで、家族の関係・バランスがとれてきたのに、

病気が治ったら、また壊れてしまう不安があるという方もいらっしゃいました。

「病気のメリット」を手放すには、病気で得ていたメリットを「健全な形」で得ることです。

それを、催眠療法で探ってみるのも一つの方法です。


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