無限なものと、有限なもの - ★★★ふくいてるこの催眠療法(ヒプノセラピー)・イメージ療法

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無限なものと、有限なもの

2015年02月25日

今年になってから、何人かのクライアントの方が

あるビジョンを見ています。

私は、そのような誘導をまったくしていないのに、

何人かの方が、同じ壮大なビジョンを見てしまうのです。

不思議です。世の中が変わってきたのでしょうか?


その壮大なビジョンとは、直接的に関係ないのですが、

私は、なぜか藤沢秀行を思い出してしまうのです。

最後の無頼派と言われる秀行(しゅうこう)は、豪放磊落で破天荒な囲碁棋士でした。

酒を女とギャンブルに溺れ、三度の癌(胃癌、悪性リンパ腫、前立腺癌)を

克服しました。

その秀行が、NHKのドキュメントの中で、

「碁は無限。無限の世界の中から、一手を選ぶ難しさ、怖さ」のようなことを

語っていたのです。

私はその時、秀行を中心とする宇宙空間に、

神経細胞(ニューロン)がクモの巣状に

無限に広がっているビジョンを想像してしまいました。

無限の中から、どこを切り取るか、どこに着目するかで、

次の一手が大きく変わってしまうのです。

どこでも選べる、無限の漆黒の闇の怖さ。

無限の怖さを感じました。

どんな手を選ぶかという思いは無限に広がりますが、

囲碁の勝負には、時間の制限がありますね。

「20秒ー」「10秒ー」というあの独特の言い回しで、タイムリミットを告げます。

これをその名の通り、「秒読み」と言うそうです。

私たちのスピリットは、無限です。永遠です。

様々な体験を楽しむために、冒険しろ冒険しろ!と言ってくるようです。

しかし、ボディは有限なのです。

この肉体は、寿命という時間制限があるのです(0~120年くらい)。

この肉体(だけ)を自分自身だと思ってしまうと、苦しみが生まれます。

「20秒ー」「10秒ー」と時計係が急き立て、焦らすのですから。

そして必ず、ゲームセットになるのです。

でも、対局が終わっても、棋士たちが消えてしまったわけではありません。

魂は無限で、肉体が有限、、、。

このあたりが、私たちの混乱の一因かもしれません。

魂は、冒険者なのです。

素敵な体験も、怖い体験も、痛い体験も、苦しい体験も、複雑な体験も、面白い体験も

何でも何でも体験してみたいのです。やってみたいのです。

ところが、肉体は保守的なのです。

エゴ的といってもいいでしょう。

守りたいのです。

いつまでも若くいたい、私の愛する人と別れたくない、死にたくない、、、。

変化を恐れるのです。

この相反する2つのものを携えている私たち人間は、

その扱いに苦慮しているのです。

だから、催眠療法や瞑想などで、

自分の奥底の願いや思いに触れ、本当の安心を得るのです。

無限なるもの、永遠なるものと繋がる安心感が、人生をより良くするのでしょう。


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