「今ここ」と、里芋。 - ★★★ふくいてるこの催眠療法(ヒプノセラピー)・イメージ療法

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「今ここ」と、里芋。

2015年03月18日

今朝は、煮物を作りました。

私は里芋が大好きです。

里芋の皮を剥いている時ほど、真剣な時はないような気がします。

というのも、昔居酒屋でアルバイトをしていた時、

里芋の皮を剥いて指を切ってしまった苦い(痛い)思い出があるからです。

里芋の皮を剥いていると、何も考えていないことにふと気付きました。

あ?今何も考えていなかった!

(と、気付いた時は、気付いたことを考えています!)

また、しばらく皮剥きに没頭します。

あ?今何も考えていなかった!

すごーい!これが「今ここ、この瞬間にいる」なんだ!!!!

なんだか、ウキウキしてきました。

瞑想なんかしなくても、これやっていればいいんだ!

(里芋は、そんなに大量にはありませんが)

そう、そうなんです。

集中してやらないといけない時は「今、ここ」にいるんです。

そして、「今、ここ」にいたことを気付いた時は「今、ここ」にいません。

あはっ!なんだか楽しいぞ!

TM瞑想でいう、「純粋意識」に入っている時と同じ感覚です。

「今、ここ」というと、私は荒川静香さんを思い出します。

金メダルを取ったあのフィギュアスケートの演技。

あの瞬間瞬間が、まさに荒川静香さんの「今、ここ」のように見えました。

彼女は、冷静に明確に、まるでスローモーションのように、

自分の一挙手一投足を感じていたのだと思います。

「今、ここ」は、その人の最大の力を発揮するのです。

その時、過去にも未来にもいないのですから!


「今、ここ」というのは、真剣、没頭、集中、、そんな感じです。

登山家がナイフのような稜線を歩く時、まさに「今、ここ」でしょう。

一歩間違えれば命はない、そんな集中の極限がたまらないのだと思います。


以前、パニック障害の患者さんがいらっっしゃいました。

不安が不安を呼び(意識が未来や過去にいってしまうのです)、

日常生活が難しくなってしまうのです。

私は、お手玉を提案しました。

患者さんは?という顔でしたが、やっている時は不安を感じないということでした。

お手玉も、落とさないように集中していると、過去も未来も考えられないですから。


今のところ、私がいちばん「今、ここ」にいられるのは、里芋の皮むきです。

あなたの「今、ここ」は、何をしている時ですか?



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