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亡くなった人との会話(悲嘆療法)

2015年05月18日

催眠療法の一つに、悲嘆療法というものがあります。

グリーフ・セラピーともいいます。

一体何を嘆き悲しむのかというと、亡くなった方の魂を呼び出すのです。


えっ?恐山のイタコ?

いえいえ、実際にセラピストに憑依するのではありません。

(でもね、私自身は時々、「ゴースト ニューヨークの幻」の

ウーピー・ゴールドバーグのような存在になったような気がする時があります)

悲嘆療法は、クライエントのイメージの中に小屋(部屋)を作り、

そこに亡くなった方の魂を呼び出すのです。

魂というと誤解を呼びそうなので、エネルギーと言ったほうが良いでしょう。

亡くなった方のイメージやエネルギーは、残された人の中にあるのです。

そのイメージやエネルギーを使った心理療法なのです。

愛する人に先立たれた悲しみは筆舌には尽くせません。

残された人は、まるで自分自身の一部を失ってしまったようです。

今まで、愛する人の中に自分自身を見ていたのです。

相手は、自分の鏡であったのです。

その鏡が突然失われると、自分を認識することが出来なくなります。

残された人は、自分を見失ってしまうのです。

また、未完了という辛さが残る場合があります。

言いたかったこと、伝えたかったこと、聞いておきたかったこと、、、。

完了されていなければ、宙ぶらりんの苦しさがいつまでも付きまといます。

この未完了を完了させるのが、「悲嘆療法」です。

かつて愛する人を失い、極度のうつ状態だった方が

たった一回の「悲嘆療法」で劇的に明るくなった事例を聞きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

残された妻「なんで、死んじゃったの?」

亡くなった夫「仕方ないだろ、病気だったんだもん。」

妻「あなたと会話できないから、淋しいよ。」

夫「元から、会話なんてあんまりしなかっただろ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

意外と、普通の会話が行われるのです。

もちろん、「愛しているよ~」というドラマチックな展開も起こるでしょうが、

まるで生きている時の続きのような、なんでもない会話なのです。

そして、伝えきれなかった思いや言葉を伝えると、

完了されていきます。

こちらとあちらと、居場所がほんの一時変わっただけ、

まるでちょっと長い単身赴任のような、

魂は永遠なので、必ず会えるという確信が生まれるのです。

残された人の未完了を完了させる、、、それが悲嘆療法です。

悲嘆と書くと、涙涙かなと思ってしまいますが、

心があったかくなり、安心感が生まれる素晴らしい療法です。

死別後の空虚感がなかなか取れない、胸がひっかかりがあるようだ、、、

そんな方は、悲嘆療法を試してみてはいかがでしょうか?

荻窪のウーピー・ゴールドバーグがガイドをさせて頂きます(笑)。



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