「他力本願でいなさい」

今朝、ある方にメールを打っていたら、
「他力本願」と「いなさい」というワードが
なぜか出てきました。


これは、その人にそう送れという意味だと思い、
「他力本願でいなさい、だって」と
メールしました。
私たちは、気がつくと何か問題を
解決しようとしています。
まるで、問題のない生活のほうが
問題みたいです。
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以前、私が真昼間の荻窪の住宅街で
突然体が消えていくという体験をした時
(自分が透明になっていく感じがして慌てたのです)
息を止めて阻止しました。
道の真ん中で呆然としていると、
「人間は、多少の不幸がないと、地上に
とどまっていられない。不幸や問題は、
地上に肉体を縛りつける、肉体を構築している
『重し』なのだ。」と入ってきました。
完全に問題がなくなり、幸せになったら
肉体が消えてなくなってしまう!
こんな恐怖が、自分の根底にあるのを
見つけてびっくりしました。
だから、問題を見つけたり、作り出したり、
肉体が消えていかないように
必死で格闘しているのかもしれません。
しかし、時に自分の力ではどうにもならない
問題というものにぶち当たる時が来ます。
これは、誰にでもやって来ます。
違いは、今来ているか、これから来るかの
違いだけです。
そんな時、チャンスです。
宇宙に「ゆだねる」「まかせる」「つながる」
チャンスです。
完全にお手上げになった時、
実存的変換、実存的変容が起こりやすくなります。
思いきって、大海原に漂ってみましょう。
体のチカラを抜いて、浮かぶに流れるにまかせましょう。
大丈夫。
怖いことには、ならないです。
自分のこれまでの人生のちっぽけな経験から
はじき出された浅知恵と比べ物にもならない
宇宙の叡智が、しっかりサポートしてくれます。
ああ、だから早く、お手上げになって下さい。
他力本願の真の意味をご理解下さい。
あなたがやることは、一つだけ。
他力本願の態度を「選ぶ」ということだけです。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。