僕らは地球のバクテリア

「僕らは、地球のバクテリアだ!」
昔、夫がこんなことを言っていました。
ん?


「地球を1人の人間と考えると、僕ら人間は細胞どころか、
バクテリアみたいなちっぽけな物なんだ。」

は~ん、そういうことね。

私がやっている東洋医学では、大宇宙と小宇宙(人間)はリンクしていると考えます。
大自然と小自然(人間)ともいいます。
マクロコスモスとミクロコスモスなんて言い方もあります。

今、この地球で急速に自然が破壊されて、急速に環境が悪化しています。
(地球が悲鳴をあげている、なんて言いますよね)

私たち人間は、「このままじゃいけないよねー」なんて
人ごとみたいに言っていますが(ちゃんと自覚されて活動されている方もいますよ!)
それって、人間と癌との関わりみたいに思えてくるのは私だけでしょうか?

まさか、自分が地球の環境に対して知らず知らずに悪いことしているなんて思ってもみないです。

癌細胞自体も、ひょっとしたら、
まさか自分が、ご主人(身体)に対して、命を脅かしているなんて、
さらさら思っていないかもしれません。

夫は、癌細胞との対話で
「君が変化し続けると、僕は死んじゃうんだよ。」
「だから、元に戻ったり、大人しくなったり、自然のエネルギーの中に帰ってくれないかなー。」
とお願いしたり、説得したりしていました。

癌細胞クンからは、
「えぇー、そうなの?」とびっくりした様子が伝わってきました。

癌は多面的な存在という気がします。

人生の再構築のための重要なメッセージを持ってきてくれますが、
癌細胞の活動については、きちんとお話するほうが良いでしょう。

ちゃんと耳がついているような気がします。
伝えればわかってもらえそうです。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。