「気付いた」だけでは、変わらないかもしれない

ある方がおっしゃいました。
「もう十分にわかったつもりなんだけど、
まだ駄目なんでしょうか?」
病に対して、自分を見つめてたくさんの
「気付き」を得たとおっしゃるのです。
それでも、現実のほうは良くならない、
これはどうしたことだろうか、というのです。


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その前日、私はハラランボス氏の講義を受けていました。
約1時間のインターネット上のお話です。
その中で「知識」と「智恵」について
お話されていました。
「知識」が「智恵」になるのは、
だいぶ距離がある、ということでした。
「智恵」にまで昇華していくことが大切と
おっしゃっていました。
例として、「拒絶される」ということを
出していました。
自分が拒絶されて初めて「拒絶される」とは
どういう気持ちになるかわかる、これが
「知識」だということでした。
しかし、これだけでは学びは終わりではなく、
拒絶された痛みが全然気にならなくなり、
(拒絶した相手の状況も慮ったりして)
振り回されることがなくなると
「智恵」になるというようなお話でした。
癌を始めとする様々な病は、
対人関係(主に、親や配偶者)に
鍵があるように感じます。
こうだったから、私は癌を発症したんだ、という
気付きだけでなく、その「人間関係」までも
大変革させるようになれば、病も癒えるかもしれません。
厳しい人間関係、親子関係の課題には、
大きな大きな成長の種が隠れています。
いわゆる「恩寵」です。
それを、まず「気付き」、「気にならなくなる」まで
昇華させ、家族や夫婦の関係の再構築ができれば
癌の存在理由はなくなってしまうような気がします。
その時、癌に対する「感謝」が湧き出すかもしれません・・
私がどこまでお手伝いできるかわかりません。
ある人は功を奏するかもしれませんし、
ある人は何も変わらないかもしれません。
そして、それは「完璧」なのだと、
その人のタイミングがあるのだと、
やっとわかってきたこの頃です・・・

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。