サイモントン療法 イメージ療法

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サイモントン療法 イメージ療法

2014-07-13

1971年、サイモントン博士が初めて心理的介入を行って治療をした
エドワード・マックレーンさん(仮名)は、進行性の咽頭癌を患っていました。
サイモントン博士の当時の上司であり、引退を間近に控えた放射線科部長は、
マックレーンさんの症状を見て、
「私の過去のキャリアすべてをもってしても、彼のような症状で治ったケースは1例もないので
諦めなさい。すぐに悪化して、そしてすぐに死ぬだろう」と伝えました。
彼の診断は、放射線治療をすればするほど死期は早まるというものでした。


ところが、サイモントン博士はこの状況を逆手に取りました。医学的に何も成す術がないのであれば、
何をやってもよいということが正当化されるととらえたのです。
マックレーンさんとの話し合いの結果、放射線治療と併用して心理療法を行うことにしました。
彼の咽頭にできた潰瘍の状態は悪く、固形物を食べられないどころか、
自分自身の唾液を呑み込むのがやっとという状態でした。
ところが治療を開始すると、彼は悪化してすぐに死ぬどころか、みるみるうちに元気になり、
2週間後には固形物を食べられるようになり、4週間後には何と物理検査で
癌が消失していることが認められたのです。
では、具体的にどのような治療をしたのでしょうか?
マックレーンさんは釣りが大好きでだったそうで、以前は折を見ては日がな一日、
渓流の中で竿を振っていました。
ところが、診断を受ける数年前からはやらねばならないことが多すぎて、毎日が追われる人生となり
リラックスできる釣りとは一切無縁となっていたそうです。
マックレーンさんは、サイモントン博士の治療を受けている時は入院中で外出ができなかったため、
実際に釣りに行くことはできませんでした。
その代わり、ベッドの中で釣りをしているイメージを描いたのです。
彼いわく、イメージの中では、実際に釣りをするときよりも大きな魚が釣れるため、
より喜びが大きくなったそうです。
その喜びのエネルギーが癒しの力となって全身にみなぎり、癌をどんどん小さくし、
それを消していくというイメージを繰り返し描きました。
また、放射線が正常な細胞と癌細胞をきちんと区別して、癌細胞だけに効果的に作用するように、
「癌細胞自体は弱くて混乱した細胞で、免疫細胞と治療の効果で簡単に消えて行く細胞である」
ということをイメージしました。
このようなイメージ療法を、放射線治療と並行して毎日行った結果、始めてから1か月後には
癌が消えてしまったのです。さらに彼は、高線量の放射線治療を行ったにもかかわらず、
副作用は一切ありませんでした。
「これは、それまでの私の人生でももっともエキサイティングな出来事で、
これが自分のライフワークになると確信した」とサイモントン博士は言います。
                      「サイモントン療法」川畑伸子著 より


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