真の治癒は痛みに触れることから始まる
思い込みの思考と
それを支えている感情を手放し
ものの見方を変えて自由になる。
福井てるこです。
年末年始はマトリックス・リインプリンティング(タッピングによる感情解放)を始め、印象深いセッションが続きました。何人かの方が怒り、悲しみ、恐怖、淋しさ、罪悪感、無力感などの通常味わいたくない感情をたっぷりと感じ尽くされました。
本当に痛かったと思います。つくづく思うのは、痛みを感じることを厭わなければ奇跡も起こりうるということです。しかし、シンプルですがイージーではありません。人によっては死んでしまったほうが楽かもしれないほどの恐怖なのです。以前「今さら自分の生き方を変えろっていうんですか!」と私に向かって怒りを露わにされた方もいらっしゃいました。また、自分の本当の痛みに触れないようにのらりくらりとかわし続けた方もいらっしゃいました。
私自身は・・・まるで誰かから突き飛ばされたように痛みの中に入っていくしかない人生でした。どんなに自分を守ろうとしても守り切れず・・痛みのど真ん中に入っていきました。そして、痛みは幻想だったと気づくことが出来ました。今ではとてもラッキーだったと思っています。他人は私を苦労の多い人生だと同情するかもしれませんが、魂的には成功の一途かもしれません。

ずっとある人を許せないでいる人がいます。しかし実はその人を許せない自分を許していないだけかもしれません。責め続けていたのは自分自身だった・・これはよくあることなのです(本当は他人などいないのですからね)。
こんな辛い痛みと共に生きている方のなんと多いことか!本来の自分(自然でのびのびと豊かな自分)に戻すことが、痛みの役目であることを私はもう知っています。大丈夫なんですよ。だから、痛みに触れることを厭わないでください。そして、そこに静かに入っていってください。そこには、きっと愛しかないはずですから。