命は守るものじゃなくて、使うもの!

ことばの鍼も使います!
心とからだの鍼灸師、福井てるこです。

 

10数年前に難病で倒れた友人がいます。
その後がらっと生活を一変させ
健康的なことばかり(笑)しています。

今現在の見た目は健康そのもの。
でも実際は不満な点がいくつもあるみたい。
時々出る痛み、眠り、食欲・・・

でも不思議なのは人に何かを教えたり
人にかかわることをしている時は
全く痛みもなく元気になると言うのです。

問題を解決しようとあれこれ頑張ると
逆に問題はなかなか解決しません。
病気を治そうと身体に良さそうなことを
あれこれやると逆に病気はなかなか治りません。

意識には、フォーカスを当てたものが
どんどん拡大していくという性質があります。
だから、病気を治すことに意識を
向け過ぎないほうがいいのでしょうね。

 

 

昔読んだ宇野重吉の芝居の本にこんなこと
が書いてあったのを思い出しました。
(宇野重吉は役者で寺尾聡のお父さん!)
「身体を大事にするとは、こたつに
入ってじっとしていることではない。
身体の可能性を思う存分発揮することだ」
みたいな文章だったと思います。

逆説的ですが・・・
あんまり身体を大切にし過ぎては
いけません。守り過ぎてはだめなのです。
守るというのは、自分は弱いと
言っているようなものなのです。
それよりも使うのです。
簡単に言えば、自分が本当にやりたいこと
のみをやるということでもあります。
痛みが出ないように(痛みに注目してる!)
生きるのではなくてからだというか自分を
どんどん使っていくのです。

命とはある意味この地球にいる時間のこと。
肉体から離れるその時まで
肉体にしがみついて生きるより、
肉体を忘れるくらい使って
いろんなことをやってみませんか?
やらせてみませんか?

命は守るものではなくて、使うもの。
健康になるのは目的ではなくて、
手段です。健康をゴールにしては
上手くいきません。
健康になったその先に
何をしたいのか、するのか?

そして・・・
健康になる前にそれをやってみるんです。
そうしたら健康になってしまう(笑)
人生はいつも逆説的ですね~。

 

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。