無意識と戦っても必ず負ける

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無意識と戦っても必ず負ける

2021-01-19

こんにちは、てるこの部屋です。

 

ヒヤシンス3兄弟がぐんぐん成長してきました
 

さて今日は意識と無意識(潜在意識)のことを書けと頭の中に投げ込まれたので書いてみますね。ある方のお話をしたいと思います。その方とはメールで何回かやり取りをし、一度だけお会いしたこともあります。大学病院の玄関でお会いしたのです。

その方、Tさんは夫と同じ種類の脳腫瘍を患い、そのことに関してブログに丁寧に書いて発信されている方です。若くして会社を立ち上げた方で人望も厚く素晴らしい方のように見受けられました。予後の良くない方も多い悪性脳腫瘍を持つ患者の中で、しっかりと立ち向かう強い意志を持つ希望の星のような方です。ご自分で徹底的に治療法を調べ、医師とも互角にしっかり話し合い、その経過をわかりやすくブログに書いてくださっていました。癌の闘病について本も出版されました。

同じ担当医師にかかっているのになぜこうも自分たちはびくびくしてしまうのだろうと情けない思いにかられたことも多々あります。Tさんが医師からまるで特別扱いされているかのように見えたのです。夫と私はその同じ医師に徹底的に叱られたりしていたからです。あるいは馬鹿にされたと感じたこともありました。やっぱり優秀な会社経営者と一般人では扱いが違うんだなとずいぶん惨めな思いになりました(これは実は私のセルフイメージの問題だったんですけどね)。

しかし、Tさんはその悪性脳腫瘍のあと、なんとまた別の癌になってしまったのです。これは何を意味しているのでしょうか?Tさんはご自身の病気の闘病経験をブログや書籍出版などで世の中に発信して、他の患者さんの役に立つことが、自分が生かされている意味であり、これからの自分の人生のミッションであるという思いに縛られていたとある時書いておられました。

ミッションに縛られる・・Tさんは最初の癌である悪性脳腫瘍になった時、ミッションを持つことで乗り越えようと思われたのでしょう。そして頭脳明晰なTさんは無意識ではなく、意識的に思考してその通りの成果(ブログや書籍を通して、他の患者さんの役に立つ)を出しました。しかし、そのミッションが効きすぎてしまったのかもしれません。はまってしまったというべきでしょうか。脳腫瘍を乗り越える手段だったものが目的にすり替わってしまったようです。

Tさんは本当に素晴らしい方なので「人の役に立つことはいいことだ、だから人の役に立ちたい」という信念を持っていたように感じます(だからこそ、若くして会社を立ち上げ、素晴らしいお仕事をされてきたのです)。そしてTさんはご自分の病気と向き合いながらも、社会に丁寧にわかりやすく発信し、たくさんの同じ癌の方々にメールの返信までされていたのです。しかし、たくさんの方の役に立ち続けるには癌で居続ける必要があったのです(これはセラピストにも似たようなことが言えそうです。「いいセラピストになるにはたいへんな試練を体験しなければならない。そうでなければ出来ない、とか)。

今、Tさんは「自分が健康に生きていくこと」というミッションに書き換えたそうです。素晴らしい!でも少し惜しい。私が行っている心理技術的に言えば、健康は目的ではなく手段です。なので、健康という状態を使って何をやるのかまで決めていくとよいのです。健康は単なる通過点というようにしてしまえば、達成が簡単になりますよ、というのは・・・おせっかいですね。申し訳ございません。

 

 

そして、ここからはTさんのことではなく、信じ込みについての私の考えです。例えば「人の役に立ちたい」という思いは一般的に誰もが素晴らしいと思われるでしょう。しかし、それを強く志向している時「私は人の役に立たない人間だ」という信じ込み(コアビリーフ、セルフイメージ)が奥底にあるかもしれない、ということを書いておきたいと思います(そういう方はとても役に立つ人なんです、実際は)。もちろん、この信じ込みは無意識の領域にあり、自分ではなかなか気づくことが出来ません。そして往々にして、人はそのセルフイメージに抗うように努力し続ける(あるいは諦める人もいる)のです。わかりやすく例をあげれば、「私はバカだ」という信じ込みを持っていた私はバカに見えないように人一倍勉強し、かなりの読書家でした。他にも「私は醜い、ブスだ」という信じ込みを持っている人は外見に気を使い、とても美しい方が多いのです。つまり、表面的に結果を出していても、決して本人だけは納得していない、出来ないのです。これは顕在意識的な望みと潜在意識的な信じ込みがぶつかり合っているのです。アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。そしてもちろん潜在意識が必ず勝つのです(顕在意識と潜在意識を仲良くさせない限り、不満足で、何かを追い求める人生です。本当の安らぎはありません)。

私ならばこういう時、無意識のセルフイメージを探っていきます。そのセルフイメージは押し殺した感情を伴っています(感情エネルギーが解放されないので変化しないとも言えます)から、強い感情を感じることから探っていくのです(もちろん、感じないほど強く押し殺していることもあるかもしれませんが)。例えば、役に立たない人間だという信じ込みには悲しみ無力感(かなりざっくり書いてます)が付いています。これをしっかり感じて解放することが重要だと思っています。行動の動機は思考よりも感情なのですから。今まで無きものにしてきた感情を感じ、置いてきぼりだった自己像を書き換える作業は病気の方に限らず、どんな方にも有効な手段だと思っています。自分で意識出来ている部分はもちろん重要ですが、無意識の部分に目を向けてみる(無意識は現実的に対人関係や仕事や病気、経済的なこと、家庭などに必ず顕在化しているのです)・・これが次の扉を開く鍵になると私は考えています。つまり、あなたが問題と考えていること・ものは間違いなく器を大きくする次のステージに行く鍵なのです。結局は、本気で人生をよくしていきたい、あるいは自分の本質を生きたいならば、自分の中の芯の芯まで向き合うことしかないと思います。それは、自分が長い間「真実だと思い込んできたこと」をしっかり見ることでもあります。

 

扉を開くセッション
私独自の問いかけや心理技術を使って、身口意(からだ・言葉・思い)を一致させていきます。対面だけでなくZOOMセッションも承ります。コロナ禍の折、2月末日まで半額でセッションを承ります。1時間20000円→10000円、2時間33000円→16500円です。お申込みはこちらからどうぞ。


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