そのやり方、結果出にくいです!

杉並区西荻窪2分の宇宙と繋がるサロン(笑)てるこの部屋です。

 

 

昔、TM瞑想というものを習ったことがあります。習って数日して復習会がありました。その時、あるおじさんがこんなことを真面目に訴えたのです。「毎日たくさんやっているんですが、何も不思議なことは起きないんです!何か間違っているんですか?私はすごい体験したいんですよぉ。高い金払ったのに!」思わず、椅子からずっこけそうになりました。今どきこんな人がいるんだ、瞑想したら即覚醒とか光の体験とかすんごいことが起こると思っているんだとびっくりしました。講師の方がなんと返答したのかは忘れてしまいましたが、あの正直なおじさんのお顔がかなり印象に残っています(笑)

そうなんです。期待が大きいとうまくいきません。期待が強いと結果や効果を勝手にイメージしてしまい、実際に起こっていることを見逃してしまうことがあります。私たちは自分が見たいようにしか見ないんです。

そうはいっても、私たちは期待してしまいますよね・・期待しないようにするということはまず無理でしょう。それはマインドの中では(一度期待してそれを取り消す)という面倒臭いことをさせようとしているからです。何しろ一度は期待したビジョンを持ってしまいますからね(笑)仕方ありません。私たちのマインドは欲しいものやなりたいもの、達成、経験したいことに期待しちゃいます。それにフォーカスしないことがうまくいく鍵なんです。つまり、期待は起こるけれども横に置いといて、別のことに矢印を向けるんです。

また、期待している状態は自分それとの間に時間や距離の幻想を生みます。今は自分は出来ていない頑張ったらそれが出来るようになる、というようにです。当たり前だろうって?そうです、当たり前なんです。時間とは直線的だと信じ込んでいるからです。頭の中でそういう認識(イメージ・想像)をしているとそういう現実をクリエイト(創造)します。想像は創造してしまうのです(笑)そこに時間や距離をわざわざしっかり創り出さなくてもいいんじゃないですかと言う話なんです。また、欲しいという言葉には「足りない」という意味?エネルギーがあるそうです。それが欲しい、その体験が欲しいといういう時、「私にはそれが足りない、出来ていない」というクリエイトをし続けているというわけです。

例えば、私たちがコンビニに行くのに努力するでしょうか?頑張るでしょうか?ただ行きゃいいだけですよね。当たり前ですよね。こんな感じに思ってみてはいかがでしょうか?必要以上にそれ重要視しないことも重要です(笑)重要視しないってことは、力んでいないということでもあります。自分の中の微かな力み(←ここ大事。力みに大小は関係ありません。ちょっとでもあったらうまくいきにくいんです)に気づいたら、お茶でも飲んで深呼吸でもしてみてください。コンビニ行くのに力みは必要ないですもんね~。

 

 

こんなことを書いてみたのは、クライアント様でノートワークをやっていらっしゃる方が多いからです。「なんでこんなにたくさん書き出しているのに現実が変わらないんだろう、嫌なことがまだ起こるんだろう」とおっしゃるのです。これ、間違いやすいのですが、変わることを目的にやると変わりにくいんです。ノートワークをやることを目的にするといいんです。似ているようで違います。よーくご理解ください。

目的を持ったほうがいいんじゃないんですか?とご質問が来そうですね。はい、目的は持ったほうがいいんです。意図とか目的ね。でもこれは力みを持ったら執着になってしまうんです。期待のすごいヤツが執着です。そうなると現実が固まって動きにくい。だから、力みが出そうな時はノートワークでも瞑想でもダイエットでもなんでも機械的にただコツコツやる工夫をするんです。自分を愛するとか自分を信じるためにやっているわけですが、その目的ではなく、ノートワークという手段をただやることにフォーカスするのです。この場合、手段を目的にしちゃうということです。そうすると後から結果がついてくるということになるでしょうね。

 

最近、エネルギーに夢中になっています(アクセスではありません)。期待や夢を持ってから、それのエネルギーだけを取り出し、ある部分に入れて、期待や夢の残りかすは消してしまうという技を練習中です。もう少しやったらメニューにいたします。カウンセリングで言葉でやっていたことが瞬時に出来るようになってしまいそう~。お楽しみに~。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。