過去世の癒しと癌(クリスタルヒプノのご感想)

杉並区西荻窪2分のサロン、てるこの部屋です。

セッション中、ハイヤーセルフは癌のT様に「病気はない」「恐怖はない」と言い放ちました。これはもちろん私が通訳しているのではなく、T様ご自身が受け取り発した言葉です。「この幻想の世界を見抜き、そして超えろ」とT様が自分自身に変容のチャレンジを仕掛けているような気がしました。そのせいか入院中もハイヤーセルフと繋がり、不安や恐怖はなく穏やかに過ごせていたそうです。

私もT様にチャレンジをしました。T様に過去世の自分の癒しを行っていただいたのです。罪を犯し、後悔の中で一生を送ったジャンはT様の心象風景かもしれないと思ったからです。ジャンを癒すことでT様自身の罪悪感(罪悪感はすべての人が多かれ少なかれ持っていると思います。私もこのセッション中涙をこらえることが出来ませんでした。私の中にもまだまだ罪悪感があったのです。)も光に溶かしていただきました。本当は過去も未来も今ここに集結していて、すべては繋がっているからです。癌の方のみならず、すべての方が罪悪感を解放し、自分を赦し、本来の自分を生きることが究極の目的だと思っています。自分を「悪い人間だ」「恥ずべき人間だ」と思い込んでいると、それにふさわしい現実体験をクリエイションします。私たちの本質とは創造のエネルギーだからです。

 

 

ここから体験の一部です↓ )

T様  40代  東京

1893年のイタリア(のようなヨーロッパ?)の街に住む、37歳のジャン・ジョバンニ。妻と1歳くらいの赤ちゃんと暮らす物書き風の男の人。茶色のズボン、白いシャツ、茶色のベスト。ダークブロンドか栗色の巻毛と面長の顔にブラウンアイ。

家は石畳の街にある質素な小さい部屋。奥さんは微笑みを浮かべて料理をしている。赤ちゃんは部屋の隅のベッドで眠ってる。何かに絶望している気持ち。妻には言えずにいる。

他に2人の男と雑木林か森の中を急ぎ足で進んでいる。後ろから馬に乗った男たちが来て止められてしまう。捕らえられ、お屋敷の庭の片隅に3人跪かされて厳しく詰め寄られる。首をはねられるか殺されるか・・・これでもうおしまいか⁉︎

傷だらけになって人目を避けて家に戻る。惨めでやりきれない。こんな自分に恥を覚える。自分が許せない。後悔。怒り。心配する妻に当たってしまう。しかし、理由は妻には言えない。もうここにはいられない。出ていかなくては。離れなくては。妻と娘のために。自分がいてはいけない。

 

 

河原背の高い枯れた草むらの中を歩く。川が見える。川に入って死ぬこともよぎるが、できない。死でこの出来事が、自分のしたことが妻と娘に知られてはならない、なんとしても。迷惑をかけられない。

疲れて草むらに横たわる。背の高い草に囲まれて束の間の安堵感。雪が降りそうな白い雲に覆われた空をながめる。できることなら空に大地に溶けてしまいたい。許されるなら安らかな空気となって全てを優しく包みたい。

 

 

暗い場所。
カラフルな装飾の窓。薄暗い教会の中で、3〜4つのステンドグラスの窓だけが明るい。自分は末席に静かに座り、神父の話を聞いている。今は65歳。家を後にし、あてもなく遠い地(異国?)の教会にたどり着き、そこで雑用をしながら神への祈りと自分の罪の償いを続けてきた。誰とも話すこともなく、静かに赦しが来る時まで。

1度か2度くらい妻と娘の様子を見に行った。物陰からそっと。娘は明るく元気に成長していた。妻は笑顔で見送っていた。粗末な身なり。生活は苦しく辛いようだが、2人とも自分を恨んだりせずに帰りを待っているようだ。不便をかけていることが申し訳ない。自分は恥ずべき存在だ。姿を見せることはできない。

 

 

死の時。
教会で神父と教会の人たち数人に祈りをもらっている。今までの彼の神への献身にねぎらいの気持ちを持って皆静かに年老いた罪人の旅立ちを見守っている。ようやく神の元へ行くことを赦されるのだ。心穏やかに。ようやく心からの安堵を感じる。神に祝福を・・・

死んでも悔やんでいることは、妻と幼い娘を残して生きてきたこと。娘の成長を共にできなかったこと。妻と心を通わせる穏やかで幸せな日々を過ごせなかったこと。自分がした事、することを選んだ浅はかさ。全ては自分のせいである。

クリスタルヒプノの体験の一部です ↑)

このヒプノセラピーセッションのあと、入院したT様。私はT様からジャンに伝えてもらいました。「あなたはとっくに許されていますよ、ジャン」と。

これはセッションを受けてしばらくしてからのご感想です ↓)

クリスタルヒプノセラピーの後、自分の中で引っかかっていたのは『自分は軽んじられている存在だと思いたくない。そう思われないようにちゃんとやらないといけない』という自分の恐怖心でした。

なぜそうなのか?これから学ぶことはなんなの?次のステージはどこなの?などを考えていましたが、熱や腹痛からそんなことは考える余裕がなくなり、ただただ自分存在や自分の中の宇宙、ハイヤーセルフという自分が際立ってきたように思います。

てるこさんからのアドバイスで、ジャン・ジョバンニの過去世、現世の自分、未来世のすべてを赦しと愛の光りで包むイメージを繰り返したら、ジャン・ジョバンニの苦悩のイメージや苦しみの表情が和らいで光りと共に愛の存在となって広がったように感じました。

未来世のまだ見ぬ自分と今の自分も恐怖や不安もなくていい、一つの魂として守られ癒されているような感じもしました。

以前と比べとると、自分の自我だけが身体を動かして生きているのではなくて、自分は宇宙のエネルギーの一部であり、地球に私として存在していることへの感謝や喜びを感じることができるようになりました。

今の状況は自分にとって必要なことと受け取り、自分の中の宇宙が愛と喜びと調和で満たされるように、魂・心・身体が共に成長し進化できるように心がけています。

必要なサポートやアドバイスは必要なタイミングで現れてくれていることに感謝します。

 

 

クリスタルヒプノセラピー
特別価格でのセッション受け付け開始します。
(特別価格の期間は4/1~5/31)
モニターではありません。ご感想の必要もありません。
通常30000円→20000円
1日1名様のみ、お申込みはこちらからどうぞ。

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当日申込みは空きがあれば受け付けます。
その場合は必ず電話連絡をお願いします。

TEL:090ー4435ー9483

この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。