世界がグニャリと歪んだ日(過食嘔吐をやめたきっかけ)

杉並区西荻窪の治療院、てるこの部屋です。

 

 

その昔、私がまだ20代の頃過食嘔吐をやっていました。当時、新劇の劇団で役者をやっていたのですが、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」のパックを演じていました。舞台上を縦横無尽に走り回るいたずらっ子の妖精パックを演じるにあたり、痩せなくちゃなぁと初めてダイエットなるものに挑戦したのです。すると簡単に痩せられてしまいました。しかしそれを維持するのが大変で・・ただひたすら我慢するという考えしかなかったものですから、反動で爆食いしてしまうのです。そのうちに吐くことを覚えてしまったのです。たくさん食べて自己嫌悪に陥り、吐くことで気持ちがスカッとする、そんなことを三日にあけず繰り返すようになりました。

当時は心に対する知識もまったくなく、日常生活には問題もなかったのでそのままにしていました(劇団には私以外にも吐くことをしている人がいましたし・・)。そんな生活を3年もした頃でしょうか?役者としてのプレッシャーからか、身体が動かなくなってしまったのです。全くやる気が出ない、道を歩いていてもふらふらしてしまう、これはおかしいと思い心療内科に行くことをやっと決意したのです。

 

 

女医さんでした。ホッとしました。どういうやり取りをしたか今となっては全く覚えていません。ただ一言こう言われたことだけは一生忘れることはないでしょう。「吐きたくなったら、吐いてください

私の思考はその時止まりました。その言葉の意味がまったく理解できませんでした。会計を済ませ外に出ると、世界がグニャリと歪んで見えました。(頭がおかしくなったのかな、私)本当にまっすぐ歩けないくらい世界がグニャグニャに歪んでいるのです。

 

ドーナツは美味しく食べましょうね
 

今なら、なぜそうなったのか推測出来ます。私の信じ込みでは過食嘔吐は絶対にいけないものでした。だから勇気を出して病院に行ったのですから。それが「吐きたい時は吐いてください」とサラッとおっしゃるものだから、脳みそが混乱したのでしょう。これまで×でしかなかったものを〇ですよと言われたようなものですから。ものの見方が変わるという話を私はしますが、一気に逆転し組み変わる時ああいうふうに見えることもあるだろうと思っています。

病院に行ったのはあの一回きり。薬も処方されませんでした。まぁ、あの言葉が何よりの薬でした。もちろんあれは私に対しての言葉であり、他の過食嘔吐の方にはまた違う言葉を投げかけるのかもしれませんし、お薬や入院が必要な場合もあるでしょう。しかし、私には効きました。もちろん即やめられたわけではありませんが、徐々になくなっていきました。あのような素晴らしい医師には程遠いですが、私もクライアント様の固い信念体系をほぐしていく仕事をするようになりました。そのためにまず自分がガチガチの生き辛さを感じる必要があったのかもしれないなぁと思っています。

 

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。