「こころでからだの声を聴く」OSHOより

・・・・・要はその意識を落とすことだ。-例として自然療法は効果的だ。というのも、それは
真の「療法」ではなく、ただの休息であるからだ。でも、のめり込んではいけない。それは病気だ。
自然療法そのものは療法ではない。それはただ身体に休息を与え、自然と調和できるような状況を
与えるものだ。それは本能に基づく生理的欲求と調和することであり、医療ではない。自然療法の
危険性は、のめり込む危険性があることだ。そして、のめり込むことは病気よりも問題が多い。


自然療法は多くの人の助けになるが、自然療法に救われた人が、当の自然療法のせいで病気に
ならずに済むのはごく稀だ。人はとり憑かれてしまうー何を食べるか、何を食べてはいけないか、
どこへ行くか、どこへ行ってはいけないか、エコロジーについて・・・・・始終こうしたことを
考える。すると、生活は再び困難になる。自然療法にとり憑かれてしまったら、あなたは呼吸
できない。というのも空気中にはたくさんの汚染物質があるからだ。レストランでも食事が
できない。自然な調理法で食事が作られていないからだ。あなたは自然食しか欲しくないから、
これも食べられないし、あれも食べられない。あなたは街中にも住めない。その結果、生活は
非常に困難なものとなる。
常に覚えておきなさい。自然療法はただの休息だ。ときたま何も理由がなくとも毎年自然療法の
クリニックへ行き、2、3週間、あるいは1、2カ月、可能なかぎり長く休息するといい。
特に理由がなくても行ってごらんー自然、自然食、風呂、サウナ、マッサージをただ楽しむために。
ただ喜びのために、純粋に自然療法を体験する喜びのために行く。ただし、自分は病気だと
いう考えは捨てること。そして内なる王者を思い起こしなさい。身体は宮殿にすぎない。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。