家族・・・学び合うために出会った。

最近、癌や難病の方だけではなく、ご家族との課題で催眠療法にいらっしゃる方が多くなりました。
こういうサイトなのに何故?と思っていたのですが、
クライアントは自分の鏡、出会いは必然なのですね。


病という課題も、たいへんな課題ですが、
「家族」という人間関係もなかなかに困難です。
その絆は、切っても切れないからです。
だからこそ、学べるのでしょう。
どうかどうか、目をそらさずにいて下さい。
その親、その子、その兄弟姉妹に出会ったのも、必然なのです。
必ず、そこに大きな学びがあると思うのです。
傷つけ合う、苦しい関係だとしても、意味があるのです。
しかし、ただただ苦しみを耐えろというのではありません。
巻き込まれていたら、そこを離れて見てみるのも手です。
催眠療法で、抑え込んでいた怒り、悲しみ、淋しさを解放するのはかなり有効です。
また、ひとりぽっちの小さな自分(インナーチャイルド)を癒すのはとても効果があります。
私は、自分のインナーチャイルドに初めて出会った時、涙がこぼれて仕方ありませんでした。
刺すようにこちらを真っすぐに見つめている大きな瞳。
決しておまえを信用しないぞ、と固く結んだ口。
私は、何度も何度もその子を抱きしめました。
細く冷たく、軽い体。
ああ、ごめんね、ごめんね・・・
あなたを置き去りにしていたね。
あなたはそんなにそんなに傷ついていたんだね。
私は、何度も何度もその子を癒しました。
その子と遊びました。
プロレスのように激しくその子をぶんぶんと振りまわしました。
脇の下をくすぐり、きゃっきゃとはしゃがせました。
この子を子供らしい子供にしてあげよう。
笑うこともなく、大人を信用しないこの子を。
人間らしい血の通った子供にしてあげるのは、私しかいないんだ。
家族との関係を改善するのと同時に、自分を癒すことが大切です。
多くの人が、自分には価値がないと心の底で思っています。
自分を労わり愛することが出来たら、様々な課題のいくつかは解決するのではないでしょうか?

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。