「自己変容の炎」・・・魂の闇夜とは

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「自己変容の炎」・・・魂の闇夜とは

2015-03-05

ハーバード大学の講師であり、「こころ・からだ・クリニック」の創設者である
ジョーン・ボリセンコ医師のこの本は、時折思い出したように読む本です。
彼女は、子供の時手を洗うのが止められなくなるような神経症でした。
この本には八方塞がりの、まさに「人生の闇夜」というような時にこそ、
本物のメッセージがやってくるという彼女の体験が書かれています。


私自身が夫の癌で悩み苦しみ、大学病院のソーシャルワーカーに相談した時でした。
「夫はもうだめかもしれません。けれど、この体験は私のためになるような気がするん
です。私のためにも、この経験があるんだと思うんです。」
私の口からは、こんな言葉が出てきました。
それは、ずいぶん昔に読んだこの本の影響があったのです。
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40代はじめのレスリーという女性は、3年前に夫を亡くした。
二人の娘をかかえる彼女は銀行勤めをはじめたが、やがて自分自身が、
右の乳房に悪性の腫瘍があることを知る。
「何でこの私が、と最初は考えました。でもそのあと思ったんです、
私がこうなっちゃおかしい理由もないって。だって何が起きるかなんて、
私たちにわかるわけないんですもの。‥‥‥ひとつだけわかることは、
胸の奥のどこかではっきりわかることは、こういうつらいことが、
最後の最後には私のためになるんだってことなんです。
なんでそうなるのかはわかりません。死ぬまでわからないかもしれませんが‥‥」
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「自己変容の炎」にこんな一文がありました。これがずっと心に残っていました。
これは真実だとその時直感したのです。
私は、夫の手術の当日も、術後意識が正常に戻らなかった2週間の間も、
2時間おきに目が覚めて、汗びっしょりになって苦しんでいた夜も、
どんな時も、夫の癌の経験は私自身のためになるんだという思いが揺らいだことは
ありません。
表面的なところでは、泣きわめき嘆き悲しみ、怒り狂っていますが、
心の奥底では、すべては私のためになるのだと確信しています。
魂の闇夜こそ、新しい自分への通過儀礼なのかもしれません。
その痛み苦しみが大きければ大きいほど、自分が広がっていくのかもしれません。
フェニックス(不死鳥)のように、いったん炎で焼き尽くさないと、
新しい自分は現れないのかもしれません。
だったら、熱く燃え盛る火の中を、死ぬ覚悟で(本当にすべてをゆだねて)
通り抜けないといけませんね。


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