「インサイド・ヘッド」を観た!最後にびっくり!

誰の頭(心)の中にもいる感情たちのお話(アニメ)です。
ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ビビり・ムカムカ。
真っ黒な少女の頭の部分に、
5人?の感情たちがいるポスターです。
3Dで見たから、さらに良かったあ!!!


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この映画は、ほとんど少女ライリーの頭の中のお話です。
おぎゃ~と生まれたライリーに最初に芽生えた感情は
ヨロコビでした(たぶん、どの赤ちゃんもそう)。
ライリーの心の基調は、「ヨロコビ」なのです。
そして、カナシミやイカリ、ムカムカ、ビビりが
次々に生まれてきました。
この5つの感情が、ライリーの性格を作っていくのです。
11歳になったライリーは、アイスホッケーが得意です。
住み慣れたミネソタから、父親の仕事の都合で、
大都会サンフランシスコに引っ越してきました。
父親の仕事が上手くいかなくなる雰囲気になったり、
学校でクラスメイトたちとなじめなかったり、
ミネソタの親友が恋しくなったり、
それまで、喜びが主流だったライリーの感情に
かげりが見えてきます。
そのころ、ライリーの頭部(脳)では、
ヨロコビを中心として、なんとかライリーを
幸せにしようと奮闘します。
しかし、なんでも悲観的なカナシミが
ライリーの「特別な思い出」に触れ、
ライリーの明るさが消えていき・・・
カナシミとヨロコビは、脳の指令部から放り出され、
長期記憶がある「潜在意識」の領域にはまって
そこから抜け出せなくなるのです・・・
「潜在意識」の領域は、まるで巨大な倉庫で
なんでもありの、まるで一つのパラレルワールドです。
脳の司令塔から、ヨロコビとカナシミを失い、
何も感じられなくなった崩壊寸前のライリーを
救うため、二人?は必死に脱出をはかります。
笑ったり、泣いたりしながら、
人間の意識や潜在意識について、
素晴らしい映像で納得していきます。
悲しみや怒りは、あまり味わいたくない感情ですが、
押し殺してしまうと、喜びも感じられなくなってしまうのです。
喜びを感じたいと思ったら、負の感情も認めることが重要みたい。
感情は、味わったり、思いっきり発散するのがいいようですね。
味わい尽くすと、自然と消えていったりします。
また、最近思うのは、
感情を頭で「考えている」人が多いということ。
「今は、怒ればいいのかな?」とか
「今は、喜べばいいのかな?」って感じ。
我を忘れることがないみたいですね。
全部、思考でやっているみたいです。
それじゃ、生き生きしないですよね。
でもいちばんびっくりしたのは、
この素敵な映画の日本語吹き替え版の演出を
私の劇団時代の先輩、向山宏志さんがやっていたことです!
最後の字幕で発見!
スピード感あふれる面白い作品だなって思うと、
向山さんが演出していることが多いです。
今回もやっぱりな!って感じでした。
劇団時代、破天荒だった私たち。
これからも、お互い元気でいきまっしょい!

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。