自我統合療法「泣きたいって・・何?」
2017-06-29
セラピストの方が
「自我統合療法」を受けに来て下さいました。
光栄なことです。
この療法は、
鬱・PTSD・強迫神経症などに
効果があると言われています。
記憶や体験はそのままで
感情だけ取り去ります。
ご本人のやる気が重要な鍵です。
(ここから、ご感想です)
M様 50代 東京
てるこさん
先日はありがとうございました。
今回のセッション、
どのような流れなのか受ける前は
あまりイメージが出来なかったため、
事前に準備した「感情の思い出」が
ポイントのずれたものになってしまい
申し訳ありませんでした。
箇条書きにするための作業で、
自分の中にある感情と向きあい
丁寧に対話することになるのですね。
その部分がすっかり抜けていたような気がします。
そして、いざ「あなたの感情は?」と
問われた時、わたしの中にあるのものが
感情ではなく思考でまとめて
いたのだと気付かされました。
自分の中にたいして大きな傷付いたり
ひどく悲しい感情はないと思っていましたが
実は、それは自分の思考で
折り合いを付けて見ないようにふたを
していただけだったのだと、話ながら
泣けてきたことでようやくわかりました。
「■歳の○○ちゃん」と呼び掛けられ、
出て来た子どものわたしは、ある時は
自分の中に箱に入れてしまってあった
感情をたくさん出して並べました。
また別の年齢で呼び出された時には、
ずた袋をせっせと運び出しました。
その様子に自分自身が「どれだけ
要らないものがしまってあったの?!」と
笑いそうになるくらいでした。
自分で認識していなかっただけで、
実は自分の中に未消化の感情が
しまい込まれていたことに改めて気付いた次第です。
また、その都度、
「大丈夫だからね~」とてるこさんに
肩を叩いてもらったのが、
とても嬉しくてなぜか安心できました。
肩や背中に触れ優しくトントンとしながら
「大丈夫だよ」と言ってもらうのが
こんなにしあわせなのだと再認識できました。
今後は自分のセラピーやカウンセリングでも
意識して取り入れようと思います。
そして、、、
その後、一件用事があり
結構ハードなスケジュールだったにも
かかわらず、とても軽やかな気持ちで
いられましたし、帰り道に
「わたしはもう大丈夫」という言葉が
勝手に口から出て来て驚きました。
その後から
「自分の中にもう悲しい感情はない」と
いう想いが何故だか強く沸き起こったのです。
悲しい感情は、多分自分で
自分を悲しむために
持っていたような気がします。
時々出して泣く材料にするために、
まるで浄化アイテムのように
大事に持っていたのかも知れません。
不思議なことに、
そんなことすらあほらしくなってしまって^^;
「泣きたいって….何??」ってなりました。
何だかよくわからない感想に
なってしまって申し訳ありません。
簡単で軽やか、そして、
心を扱う者として本当に勉強になりました。
これからも色々教えてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。